秋田de本

あなたと推し本

秋田でおすすめの本を紹介し合う読書会を開催しています!開催報告などを書いていきます。

読書会「あなたと推し本」はじめました

f:id:watabeyo:20210919100530p:plain念願の読書会を2021年8月から月1回ぐらいのペースで開催しています!
とても楽しいですね、読書会。
いろんな方に興味を持っていただき、2〜4名程度の規模で楽しく続けております。
本記事では、私の開催している読書会「あなたと推し本」について、以下紹介すると見せかけた駄文を書きます。

 

そもそも、なんでそんなことやってるんですか?

突然ですが、最近の私は悩んでいました。
皆さんもこんな経験はありませんか?

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もしくはこんな感覚。

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これはいかん。
あと何日残されているのかわからない自分の人生を、
こんな思いで消費していてはいけないと思いました。
メメントモリである。
よく知りませんが、いつか必ずやってくる死を忘れるな的な言葉らしいですね。

じゃあ何をしましょうか?

では人生を豊かにしてくれるものは何か?
ある人は考えます、それはお金だと。
お金があればなんでも欲しいものが買える!一流のサービスが受けられる!どこへだっていける!
また別の人は考えます。それは知識だ。
いろんな物事を知れば知るほど世界は広がる。
物の見え方が変わって世界は豊かになるのだと。

ハーバード大学成人発達研究所のRobert Waldinger教授の
「人生を幸せにするのは何?もっとも長期にわたる幸福の研究から」
というTED Talksから次のことが読み取れます。
 ①家族や友達コミニティなど、周りとのつながりは健康に良い影響を与える。
 ②人間関係の数よりも、重要なのは人間関係の質・満足度である。
 ③良い人間関係は体の健康だけでなく、脳にも良い影響を与える。

ロバート・ウォールディンガー: 人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から | TED Talk


ほーんなるほど!

 

もう読書会しかないじゃない!

最も有意義な余暇の過ごし方、それは良質な人間関係を築くこと。
その重要性を理解していただけたかと思います。

ここで一つ致命的な問題に直面してしまいました。
「私は初対面の人と話すのが非常に苦手である」

~~~
空港での出来事である、飛行機が来るまでの待ち時間、僕は優雅に読書を決め込んでいた。
横には女性が座っていて、スマホをぽちぽちやっていた。
飛行機の準備が整い、搭乗のアナウンスが始まる。
座っていた女性は僕より先に搭乗口へ向かった。
そろそろ僕も向かうかと準備を始め、ふと横の椅子を見るとAir Podsの片方が落ちているではないか。
これはいかん、先程の女性のものである可能性が極めて高いだろう、そしてこれは大変高価なものだ、なくしたら大変困るに違いないと考えました。
私もよく物をなくすので、大事な物をなくす気持ちはよくわかる。
先程の女性らしき人はまだ並んでいる走れば間に合うぞ!!
・・・結局僕は走れなかった。
知らないおっさんが突然走ってきて、なぜか自分の所有物を手渡してくる、
そんな変な人だと思われるのが嫌だという気持ちに負けてしまったのだ。
この出来事がまた一段と、私は初対面の人と話すのが苦手だという意識を植え付け、
また自分はそういう人間なのだからという、捻くれた言い訳に使っている。
私はそんな人間である。
~~~

そんな私でも、目的や話さなくてはいけない状況があれば少しは話すことができる。
そこでたどり着いたのが「読書会」だ!

本を一つのきっかけに、新しい本、新しい人、意見や考えなどに出会うことができる。
素晴らしいとは思いませんか!

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読書会の面白さ、メリット、効果など、そういった素晴らしさは、
国内最大規模の読書会コミュニティ「猫町倶楽部」の主宰者 山本多津也さんの「読書会入門」という本でとてもわかりやすく紹介されている。

たとえば、本を読んでもすぐ忘れてしまう。いまいち身についてる気がしないという方
"読書によるインプットと読書会でのアウトプット、この二つを重ねれば重ねるほど、思考は深まり語彙や表現のストックは増えていきます"

あるいは、本は一人で読むものだ、楽しむものだ。
ネットでいくらでも情報が手に入るのに、いまさら本なんて!という気持ち
"自分好みの思想にあったものだけと向き合い、そうでない情報を知らずのうちに遮断していると偏狭的になってしまう"
"日常の延長線上には決して発生し得なかったであろう偶然の出会いを求めて、書を持って街へ出ましょう。"

これはもう読書会だね!
よっしゃー参加するぜーって思いました。
ほんほん、都内だと毎日のようにどこかしらで開かれているのね。
地元の埼玉に帰ったときに参加してみました。
とても楽しかったです。

秋田市は・・・あれ?

ないなら作るしかないよね

どうも僕の検索スキルでは、秋田市で開催している読書会には辿り着けませんでした。
(最近もう一度調べなおしたり、情報提供求めてみると、そこそこあるようですね)

じゃあ、ないなら作るしかないよね。

(ぼく「原料の化合物売っていませんでした!」
 教授「だったら作ればいいだろっ!!」
 大学院で散々育んできた無いなら作れば良いの精神、まさかこんなところで・・・)

とはいえ生粋のめんどくさがりである私は、数年何もしていませんでした。
だってめんどくさいんだもの。
今年になり、秋田の若者活躍プラットフォーム構築事業「あなたラボ」というものに参加し、
いよいよ始動したわけです。
ありがとう!

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今やっている読書会はこんな感じ。
ゆるビブリオバトルと言って伝わりますかね。
5分程度の紹介タイムとそれに対する質問タイム
これを人数分繰り返す感じです。
時間があれば、みんなで楽しくおしゃべりしてます。

皆様のご参加お待ちしています。

こんな感じで、ありがたいことに参加者の皆様に支えていただきながら、
立派な運営ではございませんが、読書会開催しています。

色々な意見をいただきながら、楽しく、面白い出会いがあった、
そして少しでも有意義な時間を過ごせたと思ってもらえる読書会にしたいと考えています。

本だけでなく、「あなた」つまり参加者皆様のことにも焦点を当てた読書会にしたい、
そんな思いでつけたのが本読書会「あなたと推し本」の名前の由来です。

ぜひご興味を持って頂いた方、参加をお待ちしています。

参加はメールもしくは公式LINEからお願いします。
(多数の申し込みがあった場合など申し込み状況によっては
ご調整いただく場合があることをご了承ください)。

メール: anatatooshihonあっとgmail.com

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「あなたと推し本」公式LINE