秋田de本

あなたと推し本

秋田でおすすめの本を紹介し合う読書会を開催しています!開催報告などを書いていきます。

第21回あなたと推し本「動物や植物など生き物が題名に入っている本」2023/3/26(日)@中通書店

 

▪️この読書会「あなたと推し本」について

こんにちは!この読書会は、参加者がそれぞれ好きな本やおすすめの本を紹介しあい、他の参加者の皆様と意見交換や感想を共有するという趣旨のもと、秋田市由利本荘市で定期的に開催しています!
今回で第21回目です〜

▪️第21回読書会「生き物の名前が入っている本」

3/26(日)に再び中通書店さんで開催させていただいた読書会の開催記録をお伝えします!
今回はなんと11名にご参加いただき、大盛況でした!雨の中はるばる集まっていただき、本当にありがとうございます。
少人数でじっくりお話するのももちろん楽しいですが、こんなに多くの色んな方が集まってくれたこと、とてもに嬉しく感じています!!

今回のテーマは「生き物がタイトルに入っている本」ということで、いつも以上にどんなタイトルの本を紹介してくれるのかが楽しみでした〜
自分でも本を選ぶにあたって、本棚にある本を改めて見返すと、これ思いっきり生物の話なのにタイトルには入ってないんだ!?という本があったり、意外とありそうでないんだなーと新鮮な気持ちで眺めることができたのも新しい発見でした。

個人的には「人」が一番多いのではないかと予想していましたが、大はずれです。
本が被ることもなく、小説や実用書、漫画、新書、絵本的なものまで今回も集まった本の幅広さに驚かされました。発表順は、タイトルの生き物が小さそうな順に発表してもらいました。ぜひどんな順番だったか予想してみてください笑!

 

 

▪️紹介本



●「利己的な遺伝子リチャード・ドーキンス(著)、日高敏隆(訳)、岸由二(訳)、羽田節子(訳)、垂水雄二(訳)

私たちはなぜ、生き延びようと必死になり、恋をし、争うのか?本書で著者は、動物や人間の社会で見られる、親子間の対立や保護行為、夫婦間の争い、攻撃やなわばり行動などがなぜ進化したかを、遺伝子の視点から解き明かす。自らのコピーを増やすことを最優先にする遺伝子は、いかに生物を操るのか?生物観を根底から揺るがし、科学の世界に地殻変動をもたらした本書は、1976年の初版刊行以来、分野を超えて多大な影響を及ぼし続けている古典的名著である。
引用amazonHP

 

●「すみれ屋敷の罪人」降田天

長らく手付かずだった戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から発見された白骨死体。そこで暮らしていた屋敷の主人と三人の姉妹たちは、終戦前に東京大空襲で亡くなったはずだったが…。死体は一体誰のものなのか。かつての女中や使用人たちが語る、一族の華やかな生活、忍び寄る軍靴の響き、突然起きた不穏な事件。二転三転する証言から、やがて戦下に埋もれた真実が明らかになっていく―。
引用amazonHP

 

●「河童」芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の代表的な小説。初出は「改造」[1927(昭和2)年]。生前は単行本未収録であり、没後「芥川龍之介全集」第4巻、「大導寺信輔の半生」[岩波書店、1930(昭和5)年]などに収録。「新小説」[春陽堂書店、1922(大正11)年]掲載の「河童」とは別物。ある精神病患者が河童に会った話をする。
引用amazonHP

 

●「バッタを倒しにアフリカへ」前野ウルド浩太郎

◎『孤独なバッタが群れるとき』の著者が贈る科学冒険ノンフィクション!
バッタの群れは海岸沿いを飛翔し続けていた。
夕方、日の光に赤みが増した頃、風向きが変わり、大群が進路を変え、
低空飛行で真正面から我々に向かって飛んできた。
大群の渦の中に車もろとも巻き込まれる。
翅音は悲鳴のように重苦しく大気を振るわせ、耳元を不気味な轟音がかすめていく。
このときを待っていた。
群れの暴走を食い止めるため、今こそ秘密兵器を繰り出すときだ。
さっそうと作業着を脱ぎ捨て、緑色の全身タイツに着替え、大群の前に躍り出る。
「さぁ、むさぼり喰うがよい」
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●「孤独なバッタが群れるとき」前野ウルド浩太郎

【「新書版まえがき」より】
現在、私はバッタ博士としてアフリカでサバ
クトビバッタと格闘している。その模様は
『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書)
に綴っており、本作は、それよりも前のバッ
タ博士になろうかどうか思い悩みつつ、修業
に明け暮れた頃に焦点を当てている。まさに
「エピソード1」となる。今となっては気恥ず
かしいが、青春の日々を、ひたすらバッタだ
けを見つめることに捧げた青年が織りなす
エピソードに、貴方をいざないたい。
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●「言葉の獣」鯨庭

言葉を<獣>の姿で見ることができる共感覚の持ち主・東雲と、詩に強い関心を持つクラスメイト・やっけん。
二人はふとしたきっかけから、東雲の持つ"ある目的"の為に協力し合うことに。

東雲が<生息地>と呼ぶ場所に獣たちは棲んでいるらしい。
言葉の扱われ方によって変化するその場所で、二人は様々な<獣>に出会っていく…。

言葉とは何か、詩とは何か。
連載開始時から大反響の話題作、待望の第1巻。
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●「空飛び猫」アーシュラ・K.ル・グウィン(著)、村上春樹(訳)、S.D.シンドラー(イラスト)

仲よし4兄弟、セルマ、ロジャー、ジェームス、ハリエットは、お母さんもため息をついたくらい、翼をはやして生まれてきた猫たちです。荒れた街から森へ飛んでいった彼らはハンクとスーザンの心やさしい兄妹に出会うのですが。ル=グウィンの世界を村上春樹さんが美しい日本語に翻訳した素敵な童話です。
 
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●「凍りのくじら」辻村深月

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき―。
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●「夢をかなえるゾウ1」水野敬也

お前なあ、このままやと2000%成功でけへんで。

ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ"。
なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツくん(、、)まで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。
しかも、その教えは「靴をみがく」とか「募金する」とか地味なものばかり。こんなので僕の夢は本当にかなうの!?
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●「動物農場ジョージ・オーウェル(著)、山形浩生(訳)、水戸部功(イラスト)

飲んだくれの農場主ジョーンズを追い出した動物たちは、すべての動物は平等という理想を実現した「動物農場」を設立した。守るべき戒律を定め、動物主義の実践に励んだ。農場は共和国となり、知力に優れたブタが大統領に選ばれたが、指導者であるブタは手に入れた特権を徐々に拡大していき…。権力構造に対する痛烈な批判を寓話形式で描いた風刺文学の名作。『一九八四年』と並ぶ。オーウェルもう一つの代表作、新訳版。
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●「生物はなぜ死ぬのか」小林武彦

なぜ、私たちは“死ななければならない”のでしょうか?

年を重ねるにつれて体力は少しずつ衰え、肉体や心が徐々に変化していきます。
やむを得ないことだとわかっていても、老化は死へ一歩ずつ近づいているサインであり、私たちにとって「死」は、絶対的な恐るべきものとして存在しています。
しかし、生物学の視点から見ると、すべての生き物、つまり私たち人間が死ぬことにも「重要な意味」があるのです。
その意味とはいったい何なのか――「死」に意味があるならば、老化に抗うことは自然の摂理に反する冒涜となるのでしょうか。
そして、人類が生み出した“死なないAI”と“死ぬべき人類”は、これからどのように付き合っていくべきなのでしょうか。
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●「子どもが心配」養老孟司

子どもたちの遊び場が次々に消失し、体を使って外で遊ぶ子どもの姿を見なくなった。自殺する子どもも、後を絶たない。子どもは本来「自然」に近い存在だと論じる解剖学者が、都市化が進んだ現代の子どもを心配に思い、四人の識者と真摯に語り合う。
医療少年院で非行少年の認知能力の低さに愕然とし、子どもの認知能力の向上に努めてきた宮口幸治氏。インターネットで「正しい育児法」を追いかける親を心配する、慶應義塾大学病院の小児科医、高橋孝雄氏。国産初の超電導MRIを開発し、子どもの脳の大規模研究を行なってきた小泉英明氏。生徒が自分で野菜を育て、机や椅子も作る学校、自由学園高橋和也氏。子どもと本気で向き合ってきた経験から紡ぎ出される教育論。
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●「あなたの体は9割が細菌」アランナ・コリン(著)、矢野真千子(訳)

肥満も、アレルギーも、うつ病も、微生物の問題だった!ヒトの腸内には100兆個もの微生物がいる!最新の「ヒトマイクロバイオーム・プロジェクト」の成果を踏まえて警鐘を鳴らす、世界19カ国で刊行のベストセラー!
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▪️参加者からの声

掲載許可をいただいた参加者からの感想の声を以下に掲載します。
ご協力ありがとうございます!

読みたい本が増えました!お金と時間を工面しなくては・・・

今回大人数の会という場が初めてとなり、緊張しましたが楽しかったです。 びっくりしたことに、持っている本が5冊もあり、他の方の感想を聞いたりするのがとても新鮮な体験となりました。

久しぶりの参加になりましたが、話すのも聞くのも楽しい!!

普段読まないタイプの本を知ることができて好奇心が刺激されっぱなしでした!! 本屋さんの雰囲気もすてきでした♥

毎回違う人とお話できて楽しいです。

時間が足りないくらい質問したいことが多い、そんな会でした。

読書会自体がはじめてで、うまくお話ができるかとても不安でしたが、みなさんが質問をしてくれたり、話を盛り上げてくださり、とても楽しい時間をすごすことができました。
みなさんが紹介してくださった本もとてもおもしろそうで、読書の幅がひろがるな…と思い来て本当によかったです。

同じ本を紹介する人がいない(つまり、重ならない)
これがすごいことだなと思いました。

あっという間でした。知らないジャンルの本が多く、読書の幅が広がると思います。

色々なジャンルがあって良かった

皆様の声が励みになっております!!!
またのご参加をお待ちしております٩( 'ω' )و

 

▪️今後の開催予定

次回とその先のご案内ですー

 
 ●2023/4/16(日)14:00-16:00 @秋田市
 【テーマ】「刺さる言葉がある推し本」
 【場所】中通書店さま (秋田駅徒歩10分)
 【参加費】1000円(会場費として)

 

 ●2023/5/28(日)14:00-16:00 予定
 【テーマ】未定
 【場所】秋田市 もしくは 由利本荘市
 【参加費】未定



↓↓↓   申込はこちら ↓↓↓
https://docs.google.com/forms/d/1Yg4ZfXNyjXyh0HqqyyXDPRddeEbcHW7rVCSnpjhhxw4

 

▪️参加をお悩みの方へ

本読書会はこれまでにCNA秋田ケーブルテレビの番組「し〜なチャン」や
https://www.youtube.com/watch?v=ndxXfKDmFFM
秋田の魅力を伝えるWEBマガジン「Akitive」でご紹介いただいています!
https://akitive-akita.com/

読書会は、1テーブル3〜8人で、一人10分ほどでオススメの本を紹介した後に、5分程度その紹介について皆さんとフリートークをしていく形式で進行しています。

読書会「あなたと推し本」では本だけでなく紹介してくれる「あなた」にも焦点を当てた読書会にしています。
・読書会に参加するのは初めてなので不安…
・あんまり本は読まないけど参加してもいいのかな?
・本の紹介で10分も話せなかったらどうしよう…
申し込みいただいている方の7割以上が読書会に参加するのが初めてですが、皆さんに楽しんでいただけるよう心がけて運営しており、高い満足度の評価をいただいています。

本の紹介はせずに聞くだけの参加も受け付けていますので、興味があればぜひ参加してみてください。